皮膚科や美容外科ではニキビ治療を積極的に行っています。
ニキビの治療はピーリングやレーザー治療など様々な治療方法があります。
ここではニキビ治療の中でも、液体窒素を使用したニキビ治療についてまとめてみましょう。
ニキビの液体窒素による治療とは?
ニキビの治療の1つに液体窒素による治療があります。
この液体窒素を使用したニキビ治療は、同じ場所繰り返して起こるしこり状のニキビに有効であるといわれているのです。
-190度の液体窒素を用いて、ニキビができている患部に液体窒素を数秒間つけます。
すると2~3日で表面の薄皮が剥がれてくるため、ニキビによる隆起が平らになっていきます。
液体窒素によるニキビ治療では、ニキビの炎症が沈静化するので、繰り返しできていたニキビも、液体窒素で処置した部分からは発生しなくなるのです。
液体窒素療法では炎症を起こして免疫を活性化させて、その効果を発揮させることができます。
液体窒素によるニキビ治療はどれくらい行えば効果がでるの?!
液体窒素によるニキビ治療では、多くの方が5回目以降の治療で効果を実感してきます。
特に10回目を過ぎるとその状態は安定してくるでしょう。
ただ治療を行う期間中で、良くなったり悪くなったりを繰り返し、色素沈着が増えるなど見た目が一時的に悪化することも考えられます。
免疫力が弱い人などの個人差が大きく、効果に対してもそれぞれ症状によって異なります。
子供は大人に比べて比較的治りやすいとも言われています。
液体窒素療法の効果のピークは4日程度であり、効果は1週間持続するので1週間に1度のペースで通院するとよいでしょう。
治療期間も人それぞれですが、2~3ヶ月程度の場合が多く、皮膚が3回ターンオーバーサイクルを繰り返す時期が理想的でしょう。